Reject and ResubmitとRevise and Resubmitの違い|不採択通知の読み方と次の一手 — Editverse Japan

Reject and ResubmitとRevise and Resubmitの違い|不採択通知の読み方と次の一手

決定通知に「reject」の文字を見て、そのジャーナルを諦めてしまう研究者は少なくありません。しかし実際には、編集者が再投稿を促しているケースもあります。本記事では、決定の種類の見分け方、それぞれが実務上何を意味するか、同じジャーナルに再投稿するか別誌に移るかの判断のしかたを解説します。

決定の種類を比較する

これらの用語の使い方はジャーナルによって異なります。必ず編集者の実際の文言を確認してください。

決定 一般的な意味 次にすること
Minor / Major Revision 審査は継続中。修正して再提出する 改訂し、回答レターを添えて期限までに再投稿
Revise and Resubmit 大幅な修正が必要だが、改訂版を再検討する Major Revisionと同様に扱い、本格的な再査読を想定する
Reject and Resubmit 今回の原稿は不採択だが、大幅に改訂した新たな投稿は歓迎する 徹底的に改訂し、以前の原稿に言及したうえで新規投稿として提出
Reject このジャーナルでは再検討しない 査読結果から学び、別のジャーナルを選ぶ

決定通知の文言の読み方

「we would be willing to consider a revised version」や「we encourage you to resubmit」など、再投稿を促す表現を探してください。原稿は不採択としながら新たな投稿を歓迎している場合は、最終的な不採択ではなくReject and Resubmitです。文言が曖昧な場合は、再投稿を検討してもらえるかを編集者に丁寧に問い合わせても差し支えありません。

Reject and Resubmitの実務

  • 再投稿は通常、新しい原稿番号の新規投稿として扱われます。カバーレターで以前の原稿番号に触れてください。
  • 同じ査読者に回ることも、新しい査読者に回ることもあります。改訂原稿は単独で評価に耐える必要があります。
  • 必須とされていなくても、以前のコメントへの回答を添えることをおすすめします。どれだけ真剣に改訂したかが編集者に伝わります。

同じジャーナルに再投稿するか、別誌に移るか

査読者の要求が実行可能で、論文がジャーナルに合っている場合は、同じジャーナルへの再投稿を選びます。要求が研究の範囲を超えている場合、主な指摘がスコープや適合性に関するものである場合、あるいはこのジャーナルよりも時間が重要な場合は、別誌を検討します。いずれの場合も査読結果を活かしてください。同じ弱点は、次のジャーナルの査読者にも指摘される可能性が高いからです。

不採択(Reject)となった場合

  • 修正できる問題(見せ方、解析、英語)と、根本的な問題(デザイン、スコープ)を分けて考えます。
  • 別のジャーナルに送る前に、修正できる点は修正します。
  • 次のジャーナルはインパクトファクターだけでなく適合性で選び、スコープと論文種別を確認します。
  • 出版社によっては姉妹誌への原稿移管(トランスファー)を提案することがあります。決定通知にその案内がないか確認してください。

不採択、または再投稿を勧められた方へ

リジェクト再挑戦パックでは、不採択の理由を分析して原稿を改善し、次の投稿先ジャーナルを選定したうえで、再投稿パッケージ一式を準備します。Revise and Resubmitの場合は査読対応サポートをご利用ください。

リジェクト再挑戦パック(¥79,800)の詳細 → 査読対応・リバイス支援について →

よくあるご質問

Reject and Resubmitは良い兆候ですか?

編集者が研究に可能性を見ていることを意味します。ただし改訂は大幅である必要があり、論文は再び査読されます。

不採択に異議を申し立てるべきですか?

査読の過程に明らかな事実誤認がある場合に限られます。多くの場合、改訂して再投稿するか、別のジャーナルに移るほうが早く進みます。

不採択となった原稿を、そのまま別のジャーナルに送ってもよいですか?

可能ですが、次のジャーナルの査読者も同じ点を指摘することがよくあります。先に修正しておくほうが採択の可能性が高まります。

まとめ

まず編集者の実際の文言を読んでください。Reject and Resubmitは失敗ではなくチャンスです。最終的な不採択であっても、専門家による査読結果を無料で得たことになり、次のジャーナルに向けて論文を改善する材料になります。

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