Internal Medicineの投稿規定と投稿料。日本内科学会の英文誌(Editverse Japan)

Internal Medicineの投稿規定と投稿料|日本内科学会の英文誌

Internal Medicine(Intern Med)は、日本内科学会が月2回発行する英語のオープンアクセス誌で、米国内科学会のAnnals of Internal Medicineとは別の雑誌です。非会員が投稿すると、論文の種類を問わず投稿料300米ドルがかかります(筆頭著者が会員の場合のみ免除)。

名前が似ている2誌にご注意ください

  この記事で扱う雑誌 別の雑誌
誌名 Internal Medicine(略称 Intern Med) Annals of Internal Medicine(略称 Ann Intern Med)
発行元 日本内科学会 米国内科学会(American College of Physicians)
電子版ISSN 1349-7235 1539-3704

出典:NLM Catalog(Internal Medicine)、NLM Catalog(Annals of Internal Medicine)、ACP公式ページ(いずれも2026年10月11日確認)。Annals of Internal Medicineへの投稿をお考えの方は、同誌の公式ページで規定をご確認ください。この記事では扱いません。

この記事でわかること

  • Internal Medicineの発行元・形式と、Annals of Internal Medicineとの違い
  • 投稿できる論文の種類と、要旨・字数・キーワードの上限
  • 投稿料(会員・非会員の違い)と、公式ページに書かれていないこと
  • 投稿システムと、投稿から結果までの流れ
  • 倫理審査・同意・利益相反について、規定に書かれていること
  • PubMedの件数で見る、実際に掲載されている論文の内訳(図1)

この記事の公式情報について(確認日:2026年10月11日)

投稿規定・費用などの数値は、すべて2026年10月11日に下記の公式ページを開いて確認した内容です。日本語版の投稿規定には「最終更新日:2025年4月21日」と表示されています。規定は更新されることがあるため、投稿の直前に必ず最新のページをご確認ください。倫理・法令に関わる記述は一般的な情報の整理であり、法的助言ではありません。最終的なご判断は、所属機関の倫理審査委員会・研究支援部門にお尋ねください。

Internal Medicineはどんな雑誌ですか

日本内科学会の英文誌です。学会のページによると、2005年の電子ジャーナル化以降、オープンアクセスの考え方のもとで運営されています。誌の「About」ページによると、目的は臨床に役立つ知識と医学教育に役立つ情報を提供することです。

項目 公式ページの記載
発行元 日本内科学会(Japanese Society of Internal Medicine)[3][5]
形式・頻度 英語の電子ジャーナル。毎月1日と15日に刊行(月2回)。査読付きのオープンアクセス[1][3][5]
対象分野 内科学全般。コホート研究、症例対照研究、系統的レビュー、メタ分析、臨床試験、実験研究、診断・治療、疫学・予防医学など[1]
索引 J-STAGEのページにScopusとPubMedの表示があります[5]
ISSN 電子版1349-7235、印刷版0918-2918[3]
投稿数(学会の説明) 「ここ数年は国内外から年間2,200本を超える論文」の投稿があると、学会のページに書かれています[4]
インパクトファクター(誌自身の表示) 学会のページでは、2007年からインパクトファクターは「1前後」で推移していると説明されています[4]。誌のAboutページでは「2025 Impact Factor 1.0」と表示されています[3]。指標は投稿先を選ぶ材料の一つにとどまります(選び方は論文投稿先ジャーナルの選び方をご覧ください)

早期公開(Online First)も行われており、受理された論文は著者校正の前の版で先に公開されることがあります[12]。

どんな論文を投稿できますか|論文種別と上限

投稿規定には6つの論文種別が定められています[1][2]。要旨・字数・キーワードの上限は種別ごとに異なるため、原稿を書き始める前に種別を決めておくと安心です。

論文種別 要旨 本文の語数 そのほかの規定
Original Article(原著論文) 250語以内。Objective, Methods, Patients or Materials, Results, Conclusion の構成 3,500語以内(文献・表・図説を除く) キーワード2〜6個。図表数の制限なし
Case Report(症例報告) 100語以内 制限なし キーワード2〜6個。図表数の制限なし。編集委員がPictures in Clinical Medicineへの再投稿を勧めることがある
Review Article(総説) 150語以内 4,000語以内(文献・表・図説を除く) 通常は編集委員の依頼による執筆。依頼のない投稿も検討される
Letters to the Editor (要旨の記載なし) 400語以内、文献5件以内 本誌に最近掲載された論文に関するもの。掲載から2か月以内に受付。略語は使わない
Pictures in Clinical Medicine (なし) 150語以内、文献2件以内 写真は4枚以内、著者は4名まで、題名は8語以内、写真の説明文は付けない
Protocol Papers 250語以内。Background, Methods or Design, Discussion の構成。登録情報(登録名・ID・URL)を要旨の最後に記載 3,500語以内(文献・表・図説を除く) 題名に「Protocol」などの語を入れる。計画段階または進行中の研究が対象

誌のAboutページには、このほかにEditorialsも載せていると書かれていますが、投稿規定の論文種別には項目がありません[1][3]。Editorialsの扱いは規定から読み取れません。この点は公式ページで確認してください。

あわせて読みたい:症例報告を書く場合の報告ガイドラインは症例報告の書き方|CARE声明の13項目と投稿までの手順で整理しています(Internal Medicineの投稿規定には、CAREへの言及は見当たりませんでした)。

実際にどんな論文が載っていますか|PubMedの件数

投稿先として検討するときは、規定だけでなく、実際に掲載されている論文の傾向も見ておくと参考になります。図1は、PubMedに収載されたInternal Medicine誌の論文数を、誌面の発行年別・出版タイプ別に数えたものです(2026年10月11日取得)。

Internal Medicine誌のPubMed収載論文数を、誌面発行年別に2005年から2025年まで示した積み上げ棒グラフ。2025年は673件で、症例報告419件、上記以外234件、総説15件、レター等5件。
図1. Internal Medicine誌のPubMed収載論文数(誌面発行年別、2005〜2025年、出版タイプ別)(タップで拡大)。
出典:PubMed(NLM)、E-utilitiesで2026年10月11日取得、筆者集計。検索式は下の「集計の再現」に示します。 © editverse.com
読み方:棒は各年の誌面発行年でPubMedに収載された論文数です(2025年は673件、うち症例報告が419件)。PubMedの出版タイプ(NLMが付与)での区分で、本誌の論文種別とは一致しません。掲載された論文の内訳であり、採択率や投稿数を示すものではありません。

図の読み方:2025年は誌面の発行年で数えて673件のうち、症例報告が419件(約62%)でした。2021〜2025年の5年間では、合計3,421件のうち症例報告が1,998件(約58%)です。ここから言えるのは、症例報告が掲載論文の中で大きな割合を占めてきたことまでです。

  • この図は「PubMedに収載された論文の内訳」であり、採択率や投稿数を示すものではありません。学会のページにある「年間2,200本を超える投稿」とこの収載件数を割った数値は、数え方(対象期間・論文種別)が異なるため、採択率にはなりません。採択率を示した記載は、開いた公式ページには見当たりませんでした。
  • 区分はPubMedの出版タイプ(NLMが付与)によるもので、本誌の論文種別(Original Articleなど)とは一致しません。
  • 年別の件数は、誌面の発行年([ppdat])で数えています。電子公開日と誌面の日付の両方が対象になる[dp]で数えると、同じ論文が2つの年に数えられるためです。たとえば2012年は、[dp]では891件、誌面の発行年では751件です。差の140件は、PubMed上の電子公開日が2012年3月になっている52巻・53巻の論文で、誌面の年(2013年・2014年)に数えています。

集計の再現(PubMedの検索式)

図1は、NLMのE-utilitiesで件数を取得し、Rで作図しました。同じ検索式をPubMedに貼り付けると、件数を確認できます(件数はPubMedの更新により変わることがあります)。誌名はNLM Catalogで電子版ISSN 1349-7235のMEDLINE略称「Intern Med」であることを確認しています[9]。

"Intern Med"[ta] AND 2025[ppdat]                        … 673件(2026年10月11日取得)
"Intern Med"[ta] AND 2025[ppdat] AND "Case Reports"[pt] … 419件
症例報告以外のレター・コメント・社説:("Letter"[pt] OR "Comment"[pt] OR "Editorial"[pt]) NOT "Case Reports"[pt] … 5件
症例報告・レター等以外の総説:"Review"[pt] NOT "Case Reports"[pt] NOT (Letter/Comment/Editorial) … 15件
それ以外 … 234件(419 + 5 + 15 + 234 = 673)
"Intern Med"[ta] AND 2021:2025[ppdat]                   … 3,421件(うち症例報告 1,998件)

投稿料はいくらですか|会員と非会員の違い

投稿規定の「Submission Fee(投稿料)」には、次のように書かれています[1][2]。

  • 日本内科学会の会員以外(非会員)から投稿された論文には、投稿料300米ドルが課されます。すべての論文種別に適用されます。
  • 過去に不採択になった論文を再投稿する場合にも課されます。
  • 免除されるのは、筆頭著者が日本内科学会の会員である場合のみです。共著者が会員でも、筆頭著者が会員でなければ免除されるとは書かれていません。
  • 支払いはPayPalのみです。投稿完了後に届く確認メールに、支払い方法が記載されます。
  • 投稿料は返金されません。

ご自身の場合はどうなりますか

筆頭著者の状況 公式ページの記載 確認したい点
日本内科学会の会員 投稿料は免除されます[1] 投稿の時点で会員資格が有効かをご確認ください
非会員 300米ドル。種別を問わず、再投稿時にも課されます[1] 米ドル建てのため、円換算額は為替によって変わります。研究費で支払う場合の経理上の扱いは、所属機関にご確認ください
医師免許をお持ちで、入会を考えている 入会資格は「日本における医師免許取得者」。年会費9,000円、入会金なし。クレジットカードまたは払込票で支払い。会員カードの発行に1〜2か月[6] 学会のページでは、入会日は年会費の着金日と定められています(事業年度は2月〜翌1月)。この日から免除の対象になるかは記載がありません。この点は公式ページで確認してください(編集事務局:[email protected])
医師免許をお持ちでない 入会資格が医師免許取得者とされているため[6]、会員として免除を受ける方法は、同ページからは読み取れません この点は公式ページで確認してください

受理後の掲載料(APC)やページ料については、投稿規定に記載を確認できませんでした。この点は公式ページで確認してください。一般的なAPCの考え方は論文掲載料(APC)の相場と予算計画にまとめています。

オープンアクセスのライセンスは、クリエイティブ・コモンズの表示-非営利-改変禁止4.0国際(CC BY-NC-ND 4.0)です。論文の著作権は、受理の時点で日本内科学会に帰属することに同意が求められます[1][2]。

投稿方法|投稿から結果までの流れ

投稿規定の記載を、時系列に並べて整理します(1・2番目は規定の各項目を並べたもので、公式の番号付き手順ではありません)[1][2]。

  1. 投稿規定を読む。日本語版と英語版があります。文言に差がある箇所があるため(たとえば臨床研究法への言及は日本語版にあります)、両方をご覧になることをおすすめします。
  2. 原稿を整える。本文は十分な余白をとったダブルスペース(行間2行)で作成し、表と図は本文とは別ファイルでアップロードします。配置の順は、(1)タイトルページ、(2)要旨、(3)本文、(4)文献、(5)図説です。
  3. オンライン投稿システムから投稿する。投稿先はInternal Medicineの投稿サイト(ManuscriptCentral)です。利益相反は、システム上の「Personal Financial Interests」の欄に入力します。アカウント登録などの画面操作の詳細は、システムの案内をご覧ください。
  4. (非会員の場合)投稿料を支払う。投稿完了後の確認メールに従い、PayPalで300米ドルを支払います。
  5. 編集委員が確認する。投稿された原稿はすべて、まず編集委員が掲載に適するかを確認します。不備のある原稿や、正しく用意されていない原稿は、査読されずに返却されると書かれています。
  6. 査読。査読に進む原稿は、研究分野に合った専門の査読者に送られます。
  7. 決定。査読者と編集委員の評価をもとに、編集委員会が「受理」「修正のうえ再投稿」「不掲載」のいずれかを決めます。
  8. 修正する場合。修正原稿の投稿時に、査読者と編集委員の提案・意見の一つひとつに応じることが求められます。
  9. 受理後。著作権が日本内科学会に帰属することに同意します。早期公開は、著者校正前(受理時)の版で行われます[12]。

審査にかかる期間は、投稿規定には書かれていません。この点は公式ページで確認してください。査読の一般的な流れはピアレビューのプロセス、投稿システム上のステータスの読み方は投稿ステータスの意味で解説しています。

あわせて読みたい:投稿規定の読み方の全体像は論文投稿規程の読み方完全ガイド、形式不備による査読前の返却を避ける点検はデスクリジェクト防止チェックリストをご覧ください。

倫理・同意・利益相反|規定に書かれていること

投稿規定は、投稿はICMJEの勧告(Recommendations for the Conduct, Reporting, Editing, and Publication of Scholarly Work in Medical Journals)に従って準備するよう求めています[1]。そのうえで、次のことが個別に書かれています(確認日:2026年10月11日)。最終的なご判断は、所属機関の倫理審査委員会・研究支援部門にご確認ください。

項目 規定の記載(要約)
ヘルシンキ宣言・倫理審査 人や動物を対象とする研究は、ヘルシンキ宣言に準拠していることを明記します。人を対象とする研究は、倫理審査委員会等(日本語版は「治験審査委員会」等と表記)の承認を得て実施したことを記載します[1][2]
未承認・適応外の医薬品を使う臨床研究 英語版は、所属機関と患者の承認を得たことの記載を求めています。日本語版には、臨床研究法が定める特定臨床研究に該当する研究は、同法の手続きを経たうえで投稿するよう書かれています[1][2]。法の対象かどうかの考え方は臨床研究法の対象・対象外をご覧ください
インフォームド・コンセント 研究の実施前に、参加者(または保護者)から書面の同意を得ます。編集事務局から求められたときは、同意書を提出します[1][2]
患者のプライバシー 患者の氏名・イニシャル・ID番号、住所(都道府県名までは可)、経過が特定できる日付(月の上旬・中旬・下旬で表記)、顔写真は載せません。患者が特定できうる写真には、掲載についての患者の同意書が必要です[1][2]
試験登録 登録情報(登録名・ID・URL)の記載が明記されているのはProtocol Papersで、要旨の最後に記載します。一般の臨床試験論文の登録要件は個別には書かれていません[1]
二重投稿 図表のデータの重要な部分が、ほかの雑誌に掲載済みまたは投稿中の論文は受け付けません(要旨は除く)。重複と判断されうる資料は、原稿に添えて明示します。違反が分かった場合は、著者全員が責任を負います[1][2]
動物実験のみの論文 受け付けません。動物由来成分を含む医薬品の治療や臨床試験の報告は、査読の対象になることがあります[1]
人工知能の利用 ChatGPTなどは著者や共著者として認められません。使用した場合は、謝辞または本文に明記します(文法・スペルチェックのみの利用は除く)[1][2]

倫理審査が必要かどうかで迷う場合は倫理審査が不要な研究とは、過去の診療データを使う研究の同意についてはオプトアウト同意とは、論文での倫理承認の書き方は倫理承認の報告方法をご覧ください。

利益相反(COI)の開示

すべての著者は、論文の内容と利害関係のあるバイオテクノロジー企業・製薬会社・その他の営利団体との、過去3年間(36か月)の金銭的関係を開示します。開示が必要な水準は、次のとおりです[1][2]。

区分 開示が必要な水準
雇用・役員・顧問職 年間100万円以上
株式・ストックオプション 年間100万円以上の利益、または全株式の5%以上の保有
特許使用料 年間100万円以上
謝礼金(講演料など) 年間50万円以上
宣伝用資料費(原稿料など) 年間50万円以上
研究費 年間500万円以上
その他(研究と無関係な旅行・贈答品など) 年間5万円以上

COIの一般的な考え方は利益相反(COI)の開示方法にまとめています。

原稿の書式|公式に決まっていること

書式の規定は細かく、形式の不備は査読前の返却につながると書かれています[1]。主な点を整理します。

  • タイトルページ:著者全員の名(first name)・学位・所属を記載します。各著者の研究当時の所属(都市・国)を示し、脚注に、研究を実施した機関の名称と住所、助成金の情報、別刷請求先の氏名とメールアドレスを記載します。
  • キーワード:2〜6個を、要旨の記載ページの下部に付けます。
  • 単位:メートル法またはSI単位を使い、リットルは大文字の「L」とします(g/dL、IU/Lなど)。
  • 薬剤名:一般名を使います。商標名は希望する場合に括弧内へ記載できます[13]。
  • 略語:誌が公開している略語リストにあるものはフルスペルなしで使えます。リストにないものは、本文の初出時にフルスペルで書きます[14]。
  • 引用文献:本文中の出現順に番号を付け、括弧内で引用します(例:(4, 8-10))。著者が6名以下の場合は全員、7名以上の場合は最初の3名のあとに「et al.」を付けます。著者のイニシャルの後ろにピリオドは付けません。本文が英語でない文献は、雑誌の原語名を使い、日付の後ろに「(in Japanese)」などと付けます。
  • 表:番号と題名を付け、縦罫線は使わず、脚注で略語を説明します。
  • 図:線画は黒で描き、題名は図の中ではなく図説に入れます。すでに出版されている図を再利用する場合は、出版元と著者の許可書を提出します。

書式を投稿先に合わせる作業は手間がかかります。投稿規程フォーマット調整では、投稿規程に沿った体裁の調整を承っています。

日本の研究者が準備しておくこと(Editverseからの提案)

ここからは、公式の規定ではなく、Editverseの提案です。公式ページに書かれていない事項は、そのように明記しています。

  • 論文種別を先に決める。上の表の上限(要旨の語数、本文の語数)を目安に、原稿を組み立てます。症例報告は要旨が100語以内と短いため、要点の絞り込みが必要です。
  • 著者の役割と順番を確認する。規定はICMJEの勧告に従うよう求めています。著者の基準はICMJEの著者資格をご覧ください。AIは著者として認められません。
  • COIは3年分をさかのぼって集める。上の水準に当てはまる謝礼・研究費・原稿料がないかを、共著者全員で早めに確認します。
  • カバーレターについては、投稿規定に記載を確認できませんでした。投稿システムで求められる入力・添付の項目は、ログイン後の画面でご確認ください。プレプリントの扱いも、投稿規定には書かれていないため、この点は公式ページで確認してください。
  • 英語は読み手の目線で整える。英語の水準について具体的な基準は、投稿規定には書かれていません。DeepLなどの翻訳ツールやChatGPTを使う場合は、AI利用の明記の要否(文法・スペルチェックのみは除く)を確認してください。違いはDeepL・ChatGPTと英文校正の違いで整理しています。
  • 日本の症例報告の注意点。日付は「○月上旬」のように表し、住所は都道府県名までにとどめます。患者さんが特定されうる写真は、掲載についての同意書を用意します。

日本人研究者が投稿でつまずきやすい点は日本人研究者の投稿ミスにまとめています。また、出版支援全般は出版サポート・J-STAGE投稿支援をご覧ください。

Annals of Internal Medicineとの違い(早見)

検索すると、両誌の名前が並んで表示されることがあります。公式ページで確認できた範囲での違いは次のとおりです。投稿規定・費用・審査の詳細は雑誌ごとに別なので、Annals of Internal Medicineについては同誌の公式ページをご確認ください。

項目 Internal Medicine Annals of Internal Medicine
発行元 日本内科学会[3][9] 米国内科学会(American College of Physicians)[7][10]
MEDLINE略称 Intern Med[9] Ann Intern Med[10]
電子版ISSN 1349-7235[9] 1539-3704[10]
刊行 毎月1日と15日の月2回、英語の電子ジャーナル[3] ACPのページによると、印刷版は月刊、オンラインは毎週(火曜)。1927年に創刊[7]
誌の性格 内科学全般の研究・症例報告・総説。オープンアクセス[1] ACPのページによると、原著研究、エビデンスに基づく総説、臨床ガイドライン、論説など[7]

ACPは別に、Annals of Internal Medicine: Clinical Casesという症例報告のオープンアクセス誌(米国心臓協会との共同刊行)も案内しています[8]。名前が近い雑誌が複数あるため、ISSNと発行元で見分けると確実です。

まとめ

Internal Medicineは、日本内科学会が月2回発行する英語のオープンアクセス誌です。投稿はManuscriptCentralから行い、非会員の投稿料は300米ドル(筆頭著者が会員の場合のみ免除)です。論文種別ごとに要旨と字数の上限があり、倫理審査・同意・利益相反の記載が規定に定められています。審査期間やAPCなど、公式ページに書かれていない点は、事務局または公式ページでご確認ください。PubMedの件数では、症例報告が掲載論文の大きな割合を占めていますが、これは採択率を示すものではありません。

関連記事

よくある質問

Q1. Internal MedicineとAnnals of Internal Medicineは同じ雑誌ですか。

いいえ、別の雑誌です。Internal Medicine(略称 Intern Med、電子版ISSN 1349-7235)は日本内科学会が発行する英語のオープンアクセス誌で、Annals of Internal Medicine(略称 Ann Intern Med、電子版ISSN 1539-3704)は米国内科学会(American College of Physicians)が発行しています。投稿先ごとに規定・費用は別に定められているため、どちらの雑誌に投稿するのかを先に確認してください(2026年10月11日確認)。

Q2. Internal Medicineの投稿料はいくらですか。

日本内科学会の会員以外が投稿する場合、論文の種類を問わず300米ドルが課されます。不採択になった論文を再投稿するときにも課され、支払いはPayPalのみで、返金はされません。筆頭著者が日本内科学会の会員である場合のみ免除されます。受理後の掲載料(APC)やページ料については、投稿規定に記載を確認できませんでした。この点は公式ページで確認してください(2026年10月11日確認)。

Q3. 日本内科学会の会員でなくても投稿できますか。

投稿規定は、非会員からの投稿に投稿料を課すと定めており、会員であることを投稿の条件とは書いていません。ただし、免除の対象になるのは筆頭著者が会員の場合のみです。入会資格は、日本の医師免許取得者とされています(2026年10月11日確認)。

Q4. 症例報告はInternal Medicineに投稿できますか。

Case Report(症例報告)は投稿規定にある論文種別です。要旨は100語(words)以内、キーワードは2〜6個で、本文の語数と図表数の上限は定められていません。患者の氏名・イニシャル・ID番号を載せないこと、住所は都道府県名までとすること、研究の前に参加者(または保護者)から書面の同意を得ておくことも規定に書かれています。編集委員がPictures in Clinical Medicineへの再投稿を勧める場合があります(2026年10月11日確認)。

Q5. 投稿から結果が出るまで、どのくらいかかりますか。

公式の投稿規定に書かれているのは、編集委員が掲載に適するかを確認し、適する原稿は専門分野の査読者に送られ、編集委員会が受理・修正・不掲載を決める、という流れです。審査にかかる期間の目安が書かれていないため、この点は公式ページで確認してください。投稿システムの操作や投稿状況の確認については、学会のページが編集事務局([email protected])への問い合わせを案内しています。

投稿前に、英文を読み手の目線で整える

医師・医学博士の資格を持つネイティブの校正者が、医学論文の英文を整えます。症例報告や原著論文の書式、字数の確認は、投稿規程フォーマット調整でも承っています。研究内容と著者としての責任は、ご自身に帰属します。採択をお約束するものではなく、言語面と書式面の準備をお手伝いするサービスです。

英文校正を見る →

参考文献・公式情報(確認日:2026年10月11日)

公式ページの内容は変更されることがあります。数値・規定は、投稿の直前にご自身で最新版をご確認ください。ご質問は無料見積もり・お問い合わせからどうぞ。

類似投稿

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です