博士論文の審査で手続きとして書かれていた段階を示す帯グラフ。公開ページ18件のうち、予備審査は記載10・一部のみ4・記載なし4、公聴会など公開の発表・審査は記載15・記載なし3、最終試験は記載9・一部のみ2・記載なし7。

博士論文の審査・公聴会の流れと準備|予備審査から最終試験まで

博士論文の審査は、国の規則(学位規則・大学院設置基準)が「論文の審査(と試験)に合格すること」を求め、予備審査・公聴会・最終試験といった具体的な段階と順序は各大学・研究科の規程で決まります。2026年10月9日に開いた大学・研究科の公開ページ18件では、公聴会など公開の発表・審査を手続きとして書いていたのが15件、予備審査が10件(ほかに4件が一部のみ・条件付きで言及)、「最終試験」の明記が9件でした。これらはあくまで例であり、規則は大学・研究科で異なります。まずご自身の研究科の手引きをご確認ください。

この記事で扱う範囲

この記事では、博士論文の審査が一般にどのように進むか、開いた公開ページが「審査で見る点」として何を挙げているか、スライドと質疑応答(Q&A)の準備、審査が英語で行われる場合の表現、審査後に起こりやすいことを整理します。英文校正をいつ入れるかというスケジュールの逆算は学位論文の英文校正はいつから?審査スケジュール逆算ガイドと博士課程のタイムライン管理、課程博士と論文博士の違いはこちらの記事に譲り、ここでは繰り返しません。修士論文は、開いたページに記載があった範囲でのみ触れます。

大学院ごと、研究科ごとに規則が異なるため、「例:○○大学の公開ページでは…」という形で出典を明示します。一般論として断定するのは、法令の条文を確認できた範囲に限ります。

国の規則が定めていること、定めていないこと

2026年10月9日に、e-Gov法令検索のデータで学位規則(昭和28年文部省令第9号)と大学院設置基準(昭和49年文部省令第28号)の条文を確認しました。学位規則の現行版は、e-Govの情報では2022年10月1日施行の改正を反映しています。

条文 内容(要約)
学位規則 第4条第1項 大学院を置く大学は、博士課程を修了した者に博士の学位を授与します(課程博士)。
学位規則 第4条第2項 大学の定めるところにより、博士論文の審査に合格し、博士課程修了者と同等以上の学力を有することを確認された者にも授与できます(論文博士)。
学位規則 第5条 審査にあたって、他の大学院や研究所等の教員等の協力を得ることができます。
学位規則 第8条 博士の学位を授与したときは、授与日から3か月以内に、論文の内容の要旨と論文審査の結果の要旨をインターネットで公表します(大学側の手続き)。
学位規則 第9条 学位を授与された者は、授与日から1年以内に論文の全文をインターネットで公表します(すでに公表している場合を除く)。やむを得ない事由があるときは、大学の承認を得て要約の公表に代えられます。
学位規則 第13条 大学は、論文審査の方法、試験や学力の確認の方法などを学位規程として定め、文部科学大臣に報告します。
大学院設置基準 第16条 修士課程の修了には、修士論文(または特定の課題の研究成果)の審査と試験に合格することが含まれます。
大学院設置基準 第17条 博士課程の修了には、在学期間・単位・研究指導のほか、博士論文の審査と試験に合格することが含まれます。

この2つの条文集には、「予備審査」「公聴会」「最終試験」という語は出てきません(取得したテキストをプログラムで検索し、いずれも0件でした)。これは学位規則第13条が、具体的な方法を各大学の学位規程に委ねているためです。論文の公表(第8条・第9条)は、学位論文のリポジトリ公開の記事で詳しく扱います。

18ページに書かれていた審査の段階

課程博士(一部は論文博士も)の審査手続きを説明している大学・研究科の公開ページを集め、各ページが次の3つの段階を手続きとして書いているかを数えました。収集の方法は、日本語で「予備審査」「公聴会」「最終試験」「学位論文審査の流れ」を検索し、審査の流れを説明しているページを残すというものです。1大学につき最大3つの学府・研究科までとし(九州大学はそれ以上のページがあったため2ページを除外)、開けなかったURLが4件ありました。ほかに、2016年版の京都大学工学研究科の文書は古いため、東京大学の規則抜粋2件は手続きの説明ではなく規則の条文であるため除いています。無作為抽出でも、順位付けでもありません。

記号の意味は次のとおりです。●=手続きの一部としてページに書かれている。△=一部のケースのみ、条件付き、または付随的な言及。–=ページには書かれていない。「予備審査」は正式な受理の前の事前の審査(予備調査・内審査などの名称を含む)、「公聴会など」は公開の発表・審査の場(公開講演会や公開の論文発表会を含む)、「最終試験」は最終試験の明記(口頭試問を含む)を指します。

博士論文の審査で手続きとして書かれていた段階を示す帯グラフ。公開ページ18件のうち、予備審査は手続きとして記載10・一部のみ4・記載なし4、公聴会など公開の発表・審査は記載15・記載なし3、最終試験は記載9・一部のみ2・記載なし7。
図1. 大学・研究科の公開ページ18件で、各段階が手続きとして書かれていたページ数(2026年10月9日閲覧、筆者集計)© editverse.com

図の読み方:「予備審査、公開の発表・審査、試験、教授会などの判定」という流れは多くのページに見られますが、すべてではありません。図が示すのは、これら18ページが各段階を書いていた数であり、各大学が必須としているかどうかではありません。

# 大学・研究科(公開ページ) ページの版の目安 予備審査 公聴会など 最終試験
1 九州大学 人間環境学府 記載なし ● ● ●
2 九州大学 システム情報科学府 令和7年10月1日 ● ● ●
3 九州大学 総合理工学府 ファイル名は2025年5月12日 △(早期修了のみ) ● –
4 千葉大学 園芸学研究科 平成28年4月の記載を含む ● ●(公開の論文発表会) ●
5 弘前大学 理工学研究科 令和元年12月の申合せ ● ● ●
6 奈良女子大学 人間文化総合科学研究科 リンク先の1件が2026/9/4更新 ● – –
7 名古屋大学 情報学研究科 2019年公開のファイル ● ● –
8 東北大学 生命科学研究科 記載なし △(指導教員が必要と認めるとき) – ●
9 大阪大学 理学研究科物理学専攻 2025年のページ ●(内審査) ● △(基準文書の題名のみ)
10 大阪大学 医学系研究科保健学専攻 2021年度版 △(資格審査) ● ●
11 関西大学 理工学研究科 2024年12月公開のファイル – ● ●
12 九州工業大学 工学府 令和7年度授与分 ● ● ●
13 立命館大学 生命科学研究科 2026年9月申請分 △(事前確認・内見) ● △(論文博士の学力確認)
14 早稲田大学 社会科学研究科 記載なし – ● –
15 広島大学 先進理工系科学研究科 記載なし – ● ●
16 広島大学 総合科学研究科 記載なし ● ●(公開の論文審査会) –
17 金沢大学 自然科学研究科 項目に2026年10月6日更新あり – ● –
18 北海道大学 教育学院 記載なし ● – –

「–」の読み方:ページに書かれていないことは、その段階が存在しないことの証拠にはなりません。短い案内や日程表、別の文書へのリンク集にとどまるページもあります(特に6、14、17、18)。

同じ18ページで、そのほかに次の手続きが書かれていました(筆者が各ページを確認して数えた件数です)。剽窃・類似度チェックを手続きとして書いていたのが5ページ(2、7、9、10、13)、チェックツールの案内にリンクしていたのが1ページ(1)、インターネット公表やリポジトリの手続き(確認書・データ提出・保留申請など)が7ページ(2、3、4、11、12、16、17)、審査会の後に修正を求めると書かれていたのが3ページ(8、9、10)でした。類似度チェックは学位論文の類似度チェックの記事、類似度レポートの読み方はiThenticateの記事をご覧ください。

細部の書き方がどれほど違うかを、上のページから例として挙げます(いずれも当該ページの記載であり、一般化はできません)。

  • 九州大学システム情報科学府(2):最初に予備調査会、受理後に3人以上の論文調査委員会が置かれ、論文公聴会のあとに論文調査と最終試験が行われます。令和6年4月1日以降に提出される学位論文から、剽窃チェックソフトの使用が義務付けられていると書かれています。
  • 大阪大学理学研究科物理学専攻(9):非公開の内審査で口頭発表と質疑応答を行い、指摘された内容を修正してから公開の公聴会に進みます。審査は5人の委員会で行い、審査委員によるオンライン参加は、5人委員会・公聴会とも原則として認めないと書かれています。
  • 大阪大学医学系研究科保健学専攻(10、2021年度版):公聴会は公開で、原則として質疑応答を含め1人40分。公聴会は論文審査とは別に合否を判定し、不合格の場合の再発表は1回のみ。合格後は、学位論文審査に合格するまで論文を修正・加筆します。
  • 九州工業大学工学府(12):公聴会をTeamsなどの遠隔システムで行う場合は、開催日時を工学部のWebサイトで公開し、学外の聴講希望者が申し込めるようにする条件が書かれています。
  • 関西大学理工学研究科(11):最終試験は博士論文を中心とした口頭の試問(筆答を併せて行うこともある)で、審査は論文受理後1年以内に終わります。公聴会は原則公開です。
  • 弘前大学理工学研究科(5):予備審査、審査、公聴会は原則として日本語または英語で行うと書かれています。18ページのうち、使用言語を明記していたのはこの1ページだけでした。

修士論文:大学院設置基準第16条は修士課程にも審査と試験を求めています。開いたページのうち修士の手続きを説明していた東北大学生命科学研究科(8)では、修士の最終試験は審査委員の前での口頭発表と質疑応答で、合否は教授会が決めると書かれています。

誰が審査し、何が見られるか

審査委員会の人数は、ページごとに書き方が異なります。例として、主査を含め3人以上(九州大学システム情報科学府の論文調査委員会、2)、主査1名と副査2名以上を含む3名以上(関西大学、11)、4名以上(千葉大学園芸学研究科、4)、5人の固定委員会(大阪大学物理学専攻、9)、主査1名と副査2名(大阪大学保健学専攻、10)、予備審査の委員会が3名以上(東北大学、8/九州工業大学、12)といった記載がありました。学位規則第5条は他の大学院や研究所等の教員の協力を認めており、ページにも学外・他専攻の委員を加える記載があります(たとえば2)。隣接分野の委員が入る可能性を踏まえ、序論とスライドの冒頭は、専門外の研究者にも通じる書き方にしておくと安心です(Editverseの提案)。

審査の評価基準(評価項目)を書いていたのは、18ページのうち4ページでした。奈良女子大学(6、5項目)、弘前大学(5、6項目)、関西大学(11、3項目)、広島大学総合科学研究科(16、5項目)です。書かれていた項目を筆者がテーマに分け、4ページを同じ重みで数えました。

テーマ(筆者の分類) 書いていたページ(4ページ中)
課題設定・目的が明確であること 3(5、6、16)
研究方法が適切であること 3(5、6、16)
結果の分析・考察が十分であること 2(5、16)
先行研究が検討されていること 1(6)
論理的な構成と明快な記述 4(5、6、11、16)
独創性・学術的な価値・貢献 3(6、11、16)
文章表現・引用・図表が整っていること 2(6、16)
発表と質疑応答への対応 3(5、11、16)

準備の観点では、次の2点が目立ちます。第一に、「論理的な構成と明快な記述」は4ページすべてに出てきました。第二に、発表と質疑応答を評価項目に挙げたページが3つありました(5は最終試験での発表と質疑応答、11は公聴会での発表と討論、16は発表と質問への論理的で明解な応答)。一方、それ以外の点は4ページで共通しているわけではありません。この表を、全国共通の評価表と受け取らないでください。あくまで、この4ページに書かれていた内容です。

スライドと質疑応答の準備(Editverseからの提案)

以下は編集上の助言であり、特定の大学の規則ではありません。PLOS Computational Biologyに掲載された2本の論文(いずれもCC BY)の一般的な助言が、審査の発表にも当てはまります。Naegle(2021、PMID 34855746)は、1枚のスライドに1つの考えを入れること、1枚あたり1分程度で話せる量にすること、メッセージを運ぶ図を使うこと、移行がなめらかになるまで練習することを勧め、機材の問題に備えてPDFで保存することも挙げています。Bourne(2007、PMID 17500596)は、実際の聴衆に向けて準備すること、話を絞って主なメッセージと質問の時間を失わないこと、持ち帰ってほしい点を印象づけること、まず同僚の前で練習して時間を計ることを勧めています。筆者は2026年10月9日に、この2本の全文を読みました。Adãoら(2026、PMID 42752721)は、審査での候補者・審査委員・聴衆の振る舞いへの期待が明文化されていないことが多く、機関が明文化すべきだと論じています(こちらは抄録のみを読んでおり、全文の内容は主張しません)。

準備の進め方の一例です(Editverseの提案)。

  1. 研究科の手引きと審査基準で、発表時間、出席者、公開かどうか、使用言語を確認します。時間を書いていたのは18ページのうち1ページ(2021年度版の10は質疑応答を含めて40分)だけなので、思い込まないでください。
  2. 主張する貢献を軸に発表を組み立て、上のテーマ(課題設定、方法、結果、考察、限界、貢献)をチェックリストとして使います。
  3. 「自分が審査委員なら聞く質問」と答えを用意します。なぜその方法か、何が分かれば結論が変わるか、限界は何か、先行研究とどこが違うか、次に何をするか、といった質問です。想定される質問には予備スライドを付けます。
  4. 研究室や指導教員の前でリハーサルをして時間を計り、近い分野の人に最初の3枚が理解できるか聞きます。
  5. PDFの控え、機材の確認、研究科が遠隔参加を認める場合の条件(9と12のように規則が分かれます)を準備します。
  6. 審査後は、すべての指摘をメモしておきます。修正リストはそこから作れます。

審査が英語で行われる場合の表現(Editverseからの提案)

使用言語を書いていたのは18ページのうち1ページ(5、日本語または英語で行うのが原則)だけなので、まず指導教員と研究科に確認してください。以下は、明快で丁寧な英語にするための編集上の提案です。審査委員のせりふや採点とは関係がありません。

場面 英語表現の例
冒頭 “Thank you for coming. I will first summarise the problem, then the approach, the main results, and what they mean.”
話の道筋を示す “Let me move on to the second question of this thesis.” / “To summarise this part, …”
貢献を述べる “The main contribution of this work is …, which differs from earlier studies in that …”
図を説明する “This figure shows …; the key point is the difference between … and …”
質問を聞き直す “Could you repeat the question, please?” / “Let me check that I understood: you are asking whether …”
考える時間をもらう “That is a good question. Let me think for a moment.”
根拠を示して答える “In Chapter 3, Figure 2, we examined exactly this; the result was …”
限界を認める “That is a limitation of this study. We did not measure …, so I cannot say …; it would be a topic for future work.”
丁寧に異なる見方を述べる “I see your point. In my interpretation, however, the data suggest … because …”
分からないとき “I do not have data on that. My expectation would be …, but I would need to test it.”
締めくくり “Thank you for the questions and comments. I will reflect them in the revised thesis.”

コツ:まず聞かれたことに答えてから補足します。質問が分かりにくいときは聞き返します。限界を短く率直に述べるほうが、長い弁明より明快なことが多いです(Editverseの見解であり、上の公開ページが述べていることではありません)。スライドや論文の英文校正は言語面の明瞭さを助けますが、結果や答えの内容を変えるものではありません。

審査後:修正と最終版

18ページのうち、審査会のあとの修正を書いていたのは3ページ(8、9、10)にとどまります。起こりやすいこと(ご自身の研究科で確認してください)は、審査委員のコメント、論文の修正、リポジトリ用の最終版の提出、公表の手続きです。学位規則第9条は、学位を授与された者に、授与日から1年以内に論文の全文をインターネットで公表するよう求めています(すでに公表している場合を除く)。第8条は、大学が授与日から3か月以内に要旨を公表すると定めます。18ページのうち7ページがインターネット公表の手続き(確認書、リポジトリ用データ、保留申請)を書いていました。詳しくはリポジトリ公開の記事をご覧ください。Editverseの提案として、委員のコメント、修正内容、該当ページを一覧にして、修正版と一緒に指導教員へ送ると、確認が早くなります。

英文校正と、研究者ご自身が担うこと

学位論文の英文校正や体裁の整理は、明瞭さを高める助けになりますが、研究、解析、解釈、論文そのものはご自身の成果です。外部の支援に関するルールは大学・研究科で異なります。校正を使う前に、研究科の方針と指導教員の了承を確認してください。校正済み原稿の渡し方は、指導教員・審査委員への英文校正済み原稿の出し方にまとめています。論文が合格するかどうかは審査委員と大学が判断するもので、Editverseが特定の大学の形式要件を満たすことを請け合うものではありません。

学位論文の英文校正

英語で書く学位論文や発表スライドの言語面の確認をご希望の方は、学位論文英文校正をご覧ください。サービス全体は学位論文・修士博士論文サポートにまとめています。

集計の再現(R)

この記事の数値例は、上の18ページを筆者が読んで記号を付けた集計です(患者データのような既存のデータセットはこの話題にないため)。Rのコードと出力は次のとおりです。

library(ggplot2)
d <- data.frame(step = rep(c("s1","s2","s3"), each = 3),
                mark = rep(c("o","p","-"), 3),
                n    = c(10,4,4,  15,0,3,  9,2,7))
stopifnot(all(tapply(d$n, d$step, sum) == 18))   # 各段階で合計18ページ
tapply(d$n, list(d$step, d$mark), sum)
#     -  o p
# s1  4 10 4
# s2  3 15 0
# s3  7  9 2
ggplot(d, aes(n, step, fill = mark)) + geom_col()   # 記事の図は配色などを追加しています

出力は、予備審査 10/4/4、公開の発表・審査 15/0/3、最終試験 9/2/7(手続きとして記載/一部のみ/記載なし、各18ページ中)です。境界の判断は主観を含みます(たとえば「公開の論文審査会」を公開の発表として数えました)。記号は上の表に行ごとに示しているので、確認できます。

まとめ

国の規則は論文の審査(と試験)を求め、予備審査・公聴会・最終試験の中身は各大学が決めます。開いた18ページでは、公開の発表・審査が15ページ、予備審査が10ページ、最終試験の明記が9ページに書かれていました。ご自身の研究科の手引きを読み、貢献を軸に発表を組み立て、質疑応答を練習し、使用言語と遠隔参加の条件を確認し、指摘の記録を修正に生かしてください。

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よくある質問

Q1. 博士論文の公聴会は法律で必須ですか。

学位規則と大学院設置基準の条文(2026年10月9日にe-Govで取得)には「公聴会」という語は出てきません。具体的な手続きは各大学の学位規程や研究科の手引きで決まります。開いた18ページのうち15ページが公聴会など公開の発表・審査を手続きとして書いていました。

Q2. 予備審査と本審査の違いは何ですか。

予備審査は、論文を正式に受理する前に大学・研究科が独自に行う事前の審査で、名称も予備調査、内審査などさまざまです。開いた18ページのうち10ページが手続きとして書いていました。正式な審査はその後に行われます。実際の流れはご自身の研究科の手引きで確認してください。

Q3. 公聴会や審査は英語で行えますか。

開いた18ページのうち、使用言語を書いていたのは1ページ(日本語または英語で行うのが原則)だけでした。英語で行えるかどうかは研究科と指導教員にご確認ください。

Q4. 公聴会の発表時間はどのくらいですか。

多くのページは時間を書いていません。2021年度版の1ページ(大阪大学医学系研究科保健学専攻)に、質疑応答を含めて1人40分とする記載がありました。ご自身の研究科の案内で確認してください。

Q5. 英文校正や英語の添削を利用してもよいですか。

大学・研究科によって外部の支援に関するルールが異なります。研究科の方針と指導教員の了承を先に確認してください。研究、解析、解釈、論文そのものはご自身の成果であり、校正は言語面の支援にとどまります。

参考資料

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